毎日使用するマウスピースだからこそ、気になるのがその臭い。きちんと洗浄しているのに「なぜか臭いが取れない…」という経験はありませんか?実は、その臭いの原因は雑菌やカビの繁殖にあるのです。今回は、そんな雑菌やカビの発生を防ぎ、マウスピースを常に清潔で快適に保つためのポイントを詳しく解説します。
なぜマウスピースに雑菌やカビが繁殖するの?
マウスピースは口の中に長時間装着するため、唾液や食べかすが付着しやすい環境にあります。また、マウスピースの表面や細かな隙間には目に見えない汚れや細菌が付着しやすく、洗浄が不十分だと雑菌やカビが徐々に繁殖してしまいます。特に湿った状態でケースに保管すると、雑菌やカビがさらに増えやすくなります。
雑菌・カビを防ぐポイント①
正しい洗浄方法を徹底する
マウスピースに付着した雑菌やカビを防ぐためには、毎日の徹底的な洗浄が欠かせません。水だけで洗ったり、軽くすすぐだけでは不十分です。唾液や食べ物の細かい粒子が目に見えない隙間に入り込み、そこが雑菌の繁殖地になってしまいます。必ず専用のマウスピース洗浄剤を使用して、浸け置き洗浄を行いましょう。専用洗浄剤は細菌や歯垢を溶かして除去し、臭いを効果的に防ぎます。
おすすめの洗浄方法
白元アースがおすすめする「マウスピースプロテクトクリーン」は手軽に効果的な洗浄が可能な洗浄剤です。
- コップにぬるま湯を入れて洗浄錠剤を投入。
- マウスピースをコップに浸けて、数分間置く。
- 仕上げに流水でよくすすぐ。
これだけのシンプルなステップで、細菌や歯垢を効果的に除去できます。ポリウレタン製や矯正用マウスピース、入れ歯にも安心して使えるので、幅広い用途で活用できます。
雑菌・カビを防ぐポイント②
しっかり乾燥させる
雑菌やカビは湿気を好むため、マウスピースを洗浄した後は完全に乾燥させることが非常に重要です。洗浄後、水分をタオルや清潔なティッシュで丁寧に拭き取り、直射日光を避けて風通しの良い場所で自然乾燥させましょう。湿ったままの状態でケースに収納してしまうと、湿気が閉じ込められて雑菌が増え、臭いの元になります。
雑菌・カビを防ぐポイント③
保管ケースの管理も忘れずに
マウスピースを清潔に保つためには、マウスピースだけでなく保管ケースの衛生管理も欠かせません。定期的にケース自体を洗浄し、清潔な状態を維持しましょう。洗浄後は完全に乾燥させてからマウスピースを保管します。ケース内部に湿気が残っていると、マウスピースにも臭いが移りやすくなり、雑菌・カビの温床になってしまいます。
雑菌・カビを防ぐポイント④
定期的な交換やプロのケアを受ける
どれだけ丁寧にケアをしていても、マウスピースは長期間の使用によって目に見えない細かなキズがつき、雑菌やカビが入り込みやすくなります。半年から1年を目安にマウスピースを新しいものに交換することをおすすめします。また、定期的に歯科医院で専門的なクリーニングを受けると、家庭での洗浄だけでは取り除けない汚れも徹底的に除去できます
雑菌・カビを防ぐポイント⑤
口内環境の改善
マウスピースの臭いは、実は口内環境にも大きく影響されます。口内が雑菌だらけでは、マウスピースもすぐに汚れて臭くなってしまいます。毎日の歯磨きを丁寧に行い、歯間ブラシやデンタルフロスを使用して細かい食べかすを徹底的に取り除きましょう。マウスウォッシュを併用すれば、さらに口内の雑菌を抑えられます。口の中が乾燥すると雑菌が繁殖しやすくなるため、水分をこまめに補給することも忘れずにしましょう。
徹底したケアが臭い防止のカギ
マウスピースの臭いを防ぐには、雑菌やカビの繁殖を抑えることが最も効果的です。洗浄、乾燥、保管ケースの管理、定期的な交換、口内環境の改善といった多面的なアプローチで、マウスピースを常に清潔で快適に保ちましょう。毎日の少しの手間が大きな差を生むことを実感して、快適なマウスピースライフを送ってください!